「建設国保を守ろう」「公契約法制定で働くルールを確立しろ」「賃金・単価をあげろ」

全建総連は11月25日、賃金・単価引き上げ、建設国保の予算確保などを求めて中央総決起集会を、日比谷野外音楽堂と日比谷公会堂で開催しました。雨と寒風が吹きすさぶなか、全体で5158人が参加、旭瀬谷支部からは2人が参加しました。
 主催者あいさつをした三浦一男委員長は、「賃金・単価を引き上げ、社会保険加入のための法定福利費を確保し、若者が育つ産業にしなければならない」と訴えました。書記長は、マンションのくい打ちデータ改ざん問題にふれ、「元請け企業が責任を果たしておらず、下請けには工期や単価が切り詰められる重層下請構造の問題がある。現場が問題を指摘できる環境が必要だ」と語りました。
 設計労務単価は引き上げられましたが現場の賃金は上がっていません。公契約条例の制定は不可欠です。
 集会後は「建設国保を守ろう」「公契約法制定で働くルールを確立しろ」「賃金・単価をあげろ」とシュプレヒコールしながら、銀座をデモ行進しました。

旭瀬谷支部報 第291号掲載 平成27年12月1日発行