念願の上瀬谷基地が国に全面返還・市民の立場に立った跡地利用

6月30日、念願の上瀬谷基地が国に全面返還されました。米軍上瀬谷基地の返還と跡地利用問題懇談会(基地懇)の集会が開かれました。会場となった瀬谷区中屋敷地区センターの会議室は満席。基地懇のこの間の取り組みや、これまで奮闘された弁護士や、各団体・個人から基地返還にあたっての報告がされ、旭瀬谷支部からも書記長が発言しました。

 集いにはこれまで奮闘された衆議員をはじめ、地元の国会議員や県会議員、市議会議員など多くの来賓が参加されていました。瀬谷平和まつりに一緒に取り組んだ市議会議員も来られました。
 現在、基地は防衛省が1年間かけ危険物の有無や基地の状況などを調査し、その後財務省に移るとされています。(まだ、一般人は自由には出入りできません。) これまで周辺住民をはじめ様々な規制で市民負担を強いたものです。返還された基地は、市民の様々な要望を集約し、市民の立場に立った跡地利用が求められます。

旭瀬谷支部報 第287号掲載 平成27年8月1日発行